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高カカオチョコレートを食べるおすすめのタイミング

高カカオチョコレートを食べるおすすめのタイミングは?

お菓子に分類されるチョコレートですが、カカオ分が多く含まれている高カカオチョコレートは健康に良い影響を与えてくれるということで、多くの方から注目されています。

そのため、健康のためにこれから高カカオチョコレートを毎日の生活に取り入れたいと考える方も多いでしょう。
高カカオチョコレートをどのタイミングで食べればより健康の維持に役立てることができるのでしょうか?

今回は、高カカオチョコレートの食べるタイミングについてご紹介していきます。

高カカオチョコレートを食べるタイミング

チョコタイミング

まず、食べるタイミングの前に知っておきたいポイントが、健康成分であるカカオポリフェノールをどれくらいの時間体内に留めておくことができるのか、という点です。

カカオポリフェノールは高カカオチョコレートを摂取してから約2時間で血中濃度のピークを迎えます。

その後は体内を巡り、徐々に体外へと排出されていきます。

つまり、1日1回だけ食べてもカカオポリフェノールを維持できないため、健康に最大限に役立てるためには1日複数回の摂取が望ましいのです。

では、どのタイミングで高カカオチョコレートを食べると良いのでしょうか?

食前

高カカオチョコレートを食べるタイミングは、食前がおすすめです。

食事を食べることで血糖値が上昇しますが、食前にチョコレートを食べることで、食前に一定の満足感を得られます。
そうすると、ゆっくり食事を摂ることにもつながり、食事による急激な血糖値の上昇を防ぐことができるのです。

また、毎日間食を食べているという方はお菓子の代わりに高カカオチョコレートを食べてみましょう。

おやつにチョコ

血糖値は食後2時間程度で低下するので、ちょうどお昼を過ぎた15時頃に小腹が空いてきます。

ここで、血糖値が急激に上昇してしまう食べ物(例えばクッキーやお煎餅、キャンディー、一般的な甘いチョコレートなど)を食べてしまうと、再び大量のインスリン分泌が行われるだけでなく、疲労や倦怠感などにもつながってしまうため注意が必要です。

高カカオチョコレートなら糖分が低いため血糖値が急激に上昇することもなく、小腹を満たしつつ疲労・倦怠感につながりにくい間食ができます。

1日どれくらいの摂取が好ましい?

チョコ摂取量

高カカオチョコレートを食べるタイミングは、1日複数回、食前や間食の時に食べるのが望ましいです。

しかし、どれくらいの量を食べて良いのかの判断もむずかしいもの。

高カカオチョコレートは普通のチョコレートよりも健康成分を多く含んでいるため、たくさん食べても良いと考える方もいらっしゃいます。
とはいえ、いくら健康成分が含まれているからと言っても、多少の甘みを出すために砂糖が含まれているものも見られます。

もちろん食べ過ぎればカロリーオーバーにつながってしまうので注意が必要です。

カロリーオーバー

また、日本人の食事摂取基準を参考にすると、100gあたりの脂質量は高カカオチョコレートと一般的な甘いチョコレートで比較してみると、高カカオチョコレートの方が多いことが分かっています。

食べ過ぎると1日の脂質摂取目標量を超えてしまう可能性が高いので、食べ過ぎないように気を付けましょう。

1日の目安としては25g程度(約140kcal)、量に換算すると大体3~5片に抑えておくと良いです。
チョコ健康

このコラムでは高カカオチョコレートの食べるタイミングや1日の目安摂取量などをご紹介してきました。

高カカオチョコレートを毎日の食生活に上手く取り入れ、美と健康の両立を目指しましょう。

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